下駄の鼻緒を自分で直す


 夏の風物詩である浴衣姿、でも普段、草履や下駄になじみのない現在、履きなれない下駄で足指の股ずれで出先で困っている方は多い、この足の股ずれを自分で直せる。
 1番いい方法は自分の足に下駄の鼻緒を合わせる事、購入時にお店で自分の足に合わせて(前ツボの調整)

・ 前ツボと足指の股との間に隙間を残す
・ 鼻緒を横からもむ(全体に)

 又、足を痛めてからでなく、初めから足の股をカバーで保護することもおすすめします、最近いろいろな指股保護材も出ていますので、自分の足に合った保護材をまず見つけてください。


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7月 収納 湿気から着物を守る


 11月〜3月の虫干しの季節が過ぎて湿度の高い季節になりましたの、今回着物を湿気から守るタンスへの収納方法を。
基本的に部屋の中は下に行くほど湿度が高いので、
 上の引き出しには黒留めそで、八掛や胴裏、比翼などが付いているので湿気がたまりやすいので1番上の引き出しに…、又、思い出の多い着物なども同じです。
 中段には合わせなどの着物や帯芯の入って居る帯を。
 下段の引き出しには薄物、単衣、絽、紗など裏のない物、単衣の帯、裏地のない帯を。
そして、注意する点はウールなどの絹物以外の着物は別に分けて収納することです。


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羽織を上手に利用しよう。


最近羽織が流行っています、長いの、短い物…。
 この羽織の丈は時代とともに変化していて、最近は膝のあたりまでの長羽織が主流です
が、以前はは腰が隠れる程度の茶羽織や膝位置程度が主流でしたので、リサイクル品などで見かける
ものは羽織丈が80cm前後のものが多いと思います。また、袖丈は一般的に着物の袖丈よりも少し短くして1尺3寸(約49cm)の袖丈の着物ですとだいたい5分ほど控えて1尺2寸5分(約47cm)といったところでしょうか。これは着物の上に羽織った時に帯で少し袖が上に上がるためにちゃんと収まるんです。(最近では5分なく3分(1cm)控え程度に仕立てているようです。
 余りきものを数多く持っていない方、そういう方も絵羽物の羽織を一枚持っておけば結婚式でもどこでも行くことが出来ますので便利。そのため羽織はボロ隠しと言われるぐらいです、古い着物の上にきれいな絵羽物の羽織を着ても上から見た目にはわからないから本当に便利です。
 もちろん、この羽織の使い方で注意すべきところは訪問着や留袖などの絵羽物の上には着ないこと。
時代とともに物は変化していくものですが、黒の一つ紋付羽織の羽織紐は慶事でも仏事でも白なんですが、最近は黒の羽織紐が付けられるのを見掛けました、少し調べてみましたところ、元々は白だったのですが、ある羽織紐メーカーが新しい商品の提案として黒の羽織紐を売りだしたところ、市民権を得たようです。
 又、羽織の寸法ですが、いつも書いていることですが着物の上に着た時に袖口から着物が出てこないように着物よりも1cm程度長くして誂えます。例えば裄が68cm(約1尺8寸)でしたら羽織の裄は69cm程度が適切な裄となりますが、別誂えで仕立てる場合もかならず着物の裄を伝えてください。ここで下手に手持ちの羽織を測って店に伝えるとその寸法+1センチ程度で上がってくる可能性もありますので羽織の裄を測った場合には必ず「羽織の裄です」と明確に伝えましょう。
 



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正絹の留めそでにの合繊の裏


 正絹の着物に合繊の裏地というのもなんとなく高級感が損なわれるような気もしますしね、でも滅多に着ない留めそでなどに合繊の裏が付いていることが多くあります、それは裏の黄変を嫌ってのこととか…?。

 ◎ 裏地は合繊か正絹か…?
 裏地は基本的に表地と同じ素材の生地をつけるのですが、
正絹の着物には正絹の胴裏、合繊の着物には合繊の胴裏をつけます。合繊の着物に正絹の胴裏を付けてしまうと洗えなくなってしまって「家庭で洗える」という合繊の最大のメリットが無くなってしまうので合繊の着物に正絹の胴裏を使うことはないでしょう。
 ところが上の例とは全く逆の正絹の着物に合繊の胴裏をつけることは意外と多いのです。正絹の訪問着や小紋に合繊の胴裏をつけることはあまりないのですが、正絹の留袖や喪服に合繊の胴裏をつける店は多いと思います。
 さて、どうして正絹の留袖や喪服には合繊の胴裏をつけるのでしょうか。合繊でコストダウン…?いいえ、
だいたい絹の裏地に使われる合繊の胴裏は一級品のものが使われますので、絹と間違うような手触りのいいものを使っていますので価格的なはコスト面では違いが有りません。
 ではなぜそうするのかというと黄変を嫌うためなんです、着物ファンのかたならよくご存知だと思いますが正絹の胴裏は長年の間に必ず変色し、元々の真っ白からベージュ色、そして真っ茶色になってしまいますが合繊ならそういった変色はほとんどなく、いつまでも綺麗な真っ白です。
 今はご結婚の時に着物を誂えて持って行くということは余り有りませんが、昔は留袖や喪服、訪問着や小紋、そしてお相手の男性に紬のアンサンブルを誂えて持って行くというのが一般的でした。結婚したあとの娘さんはご結婚時に用意してもらった訪問着を着て親戚や新居の周りにご挨拶にいくのがごく当然の風習として行われました。
 昔は訪問着はそういったご挨拶回りや同じ年代の友人の結婚式に出席するときなど若い間に着る機会はいくらでもありました、そして小紋も毎日着用。でも留袖や喪服はそういうわけには行きませんので嫁入り道具に持って行くも自然と箪笥の中に眠らせておく、といった状態になります。そうなってしまうと箪笥の中でどんどん胴裏の黄変が進んでいき、一度も着ていないまま10年、20年後に初めて着ると胴裏は茶色に変色しているということになります。
 現在は黄変加工を防ぐ「ホワイトガード加工」というものもありますが、それでもやはり天然繊維の胴裏の宿命として変色は避けられません。しかも留袖も喪服も真っ黒な着物ですので黄色く変色した胴裏は汚く見えてしまうことも。それを避けるために購入してから着用するまで時間があるような留袖や喪服は合繊の胴裏をつけることが多くなったと言われています。
 もちろん、正絹の着物に合繊の胴裏を付けてもトラブルはないの?という疑問もあるとは思います。
絹の生地は空気中の水分を吸うなどので多少縮むことはごく当然のですが、対照的に合繊の生地は全く縮みませんし経年変化もほとんどありませんので、長年の間に表地だけが縮んでしまって裏地がダブつくということは多少ありますので留袖の裾から比翼が飛び出しているものは表地が縮んだのに比翼地が縮まず、結果的に裾から飛び出してしまう、という状態になったものです。
 しかしながら正絹の胴裏は比較的縮みの少ない羽二重生地ですし、絹を使っていてもやはり表と裏の生地の性質の違いでダブつくものや比翼が飛び出してくるものはありますので正絹を使えばトラブルは有りませんと
胸を張っては言い難いのです。
 あとは着心地なんですが、この着心地も最高級の東レシルックを使っていると肌触りはほとんどわからないと言ってもいいと思いますが一日着ていると多少蒸れたりすることはあるかもしれません。あと、正絹の着物に合繊の裏地というのもなんとなく高級感が損なわれるような感じがしますが。
 どちらの生地にもメリット・デメリットがあり、一概にどちらの生地が良いとは言えないのですが正絹の留袖や喪服も誂えるならどちらも高価なものですので、満足できる買
い物にするためにも購入時に呉服店とよく相談をすることをお勧めします。によく聞いて選択することをお勧めします。





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初心者にとって羽織は便利ですよ。


◎ 初心者に羽織が便利な理由 1
 初心者の強い味方の羽織は着物の上から羽織るだけの物ですので帯の結び方とか、着物だったら後ろ姿の帯結びとかいろあるんですが、引っ掛け羽織るだけだから…、羽織るだけで着物姿が完結してしまいますので便利です。
 羽織って隠すので帯が多少どうかなー感じでも上から羽織を羽織るとあーら不思議。それなりに見られる着姿に見えてくるんですよ。だから着物初心者であればあるほど羽織はお薦めします。

◎ 羽織が便利な理由 2
 初心者にとっては意外とフォーマル物は持ってないんですよね。まあ、フォーマルものなんて1着あれば事足りるので着物ファンであれば普段着の着物対フォーマル物の割合が普段着の方が格段に多くなります。
 そういう方にもやっぱり羽織をお勧め致します。羽織の中で絵羽織というものがありまして、訪問着等と同じように背縫いなどを超えて柄がつながっていて羽織が一枚の絵になっているようなものです、こういうものを「絵羽織(えばおり)と呼びまして、通常の羽織よりも格が上になり、小紋の上に着ると訪問着の格になりますので小紋+絵羽織でフォーマルな場所へも出かけることが出来ます。
 リサイクルの着物でも羽織は多く販売されているんですが、現代の流行は長羽織でして、ひざ下辺りまでの丈で仕立てることが多く、昔のリサイクル品の腰が隠れる程度の丈の短い羽織は敬遠される傾向にあります。正直、短めの羽織を来ているのを今見かけたら何となく古臭い印象を与えます。
 ただ、これもスカートと同じように、時代とともに長くなったり短くなったりするものでして、またそのうち短めの丈が流行するかもしれませんね。
 又、羽織の反物というと、一般に道中着や道行コートを作る「羽尺」と言われる着物地の「着尺」よりもやや短い反物ですが、羽尺地は種類が少なく、面白い柄も限られているので着物地からも羽織やコートを作ることもおすすめ。着物地よりも羽織は短い長さで仕立てることが出来るんですから当然ですよね。
 羽織やコートに合う柄、合わない柄はありますが、理屈上は着物の反物だったらかならず羽織にも使えるはずなので、羽尺地で面白い反物が見つからなかったら着物用の反物を探してみるのもひとつの方法です。





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仕立て方で着物の表情が変わる


◎ 仕立て方で着物の表情の変ります

 着物は一枚の反物を裁断し、縫い合わせて仕立てられます。3丈(約11.4メートル)×1尺(約38センチ)の反物を余らせること無く、将来に寸法を変更できるように布を大切に扱ってきた日本民族衣装です。
 訪問着や留袖など、いわゆる「絵羽モノ」は仮絵羽になっておりますし、元からどの柄がどこに来るのか想定して作られていますのでまだ仮絵羽にもなっていないフォーマル用の着物はどこで裁断するかという目印が付けられています。ですから誰が仕立てても全く同じ仕上がりになります。
 でも小紋などは裁断する目印などは一切ありませんので和裁士のセンスが問われる商品です。もちろん柄の配置が決められている訪問着や留袖などの絵羽モノと違って和裁士に任せると間違いはありませんが、逆にどこにどんな柄を持っていけばいいかを考える和裁士の腕の見せ所です。
 こういった反物の場合は更に注意が必要です。これは左右で色が違いますので仕立て方によってガラッと表情が変わります。
◎ たとえば縦ガラの柄合わせ

 ・ 柄あわせ送り(追っかけ)
IMG_0955.JPG

 ・ 柄あわせ開き
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 左右で色の違う反物はこのどちらにするかを自分でえらぶ、どっちがいいかわからない、という場合は柄あわせ2のいわゆる「追っかけ柄」と言われる方を選んでおくと無難でしょう。いずれの裁ち合わせにするにしても顔に近い衿にどどの色を使うかが重要ですので、まずは衿にどちらの側を使うかを決めて裁ち合わせを決めていきましょう。着物の裁断は衿が決まると衽も自動的に決まるので(衿の生地の反対側が衽の生地になす)、そこから柄合わせを決めるのが常識です。
 又、格子や七宝などいろいろな柄がありますがピタッと柄を合わせた穂がお好みの方もいらっしゃると思いますがこのピターという合わせ方は本当の所とても難しい、反物の染柄でもメートルずつ進むと柄がピタッと会う事は至難の業です、まして織物の場合は特に…席を外す、座すと微妙に違いが出てきて1メーター、2メーターと進むと…、よほどの熟練者でも…です、まして機械織りの場合近くで電気製品を使用するだけで電圧が変わり織り方が微妙にづれて行きます。ですので中途半場になるより、私はどちらかというと柄合わせをせずに外すほうが好きなんですが、ピタッとするのがお好みの方もいらっしゃいますしこればかりは人それぞれでこれが正解というものはありません。
 柄合わせは着物初心者にとっては少し難しいですがせっかくの誂えなんですから最高のお気に入りの一
枚にするためにも挑戦してみることをお勧めします。

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振袖から舌が出ました…


 街で見かけましたお振袖すがた。
 さすが成人式です、可愛い、きれい 本当にうっとり見とれました、皆さん友人とご一緒で…見ている当方は年老いたばーばーです、わたくしも50年いえ60年昔には成人式という行事は在りませんでしたがお正月に氏神様参りと茶道の先生へのご挨拶に振袖を着せてもらいました。
 ただ、見かけたお振袖のお嬢様、活発のせいか振袖の長襦袢が振りより覗くというより飛び出して、お袖が2枚です。残念です。
 この振り袖からの舌だしを防ぐ方法があります、
1、振袖の長さにあった長襦袢丈、新しく誂えた時にはキチンと寸法があっていますが、長く置いていますときもの表地と長襦袢の生地の厚みの違いで差が出てきますので着用前にチエックをしましょう(表より長じゅばんは3ミリ短く)
2、振袖の長さがチャンと会つている場合は長襦袢の袖丸みの隅に穴あきコイン(昔は50円玉がびったりでしたが…?)を薄布で包み2〜3か所取り付ける(重石)振袖を終うときには外す(そのままにしていると金気が出てシミになります。 

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東西で違う帯結び


 歌舞伎の公演を見ていたら、帯の結び目の向きが違うのに気付いた。以前から右巻きと左巻きがあるのは承知していましたが上方歌舞伎と江戸歌舞伎では違うらしい。着物や帯の柄も単色で渋めの色合いが多い関東に対し、関西では雅(みやび)ではんなりした柄が好まれるらしい。

 帯を結ぶ時自分の体を中心に反時計回りに巻くのが「関東巻き」、逆に時計回りは「関西巻き(上方巻き)」と呼ばれる。
  一般の人はどうか…?。最近は全国の着物着付けコンクールなどが関東巻き行われていますし、関西の教室でも関東巻きで教えることが多いそうです。
 なぜ東西で逆になったのかは「武士が左脇に刀を差すのと関係があるのではないか」と分析されています。武家社会の江戸で手先が左側にくると、刀を差すとき邪魔になりかねない。一方、町人、公家文化の上方ではその必要はなかったとか…。。
 他の説、昔、細かった帯が江戸時代頃より太い帯幅に変わったので、太い帯は締めるのに力がいるため、右利きの人は右から左へ帯を回すほうが力を込めやすいからだそうです。また、現在、関東巻きが優勢なのは右利きの人が多いことも理由のようです。
 なんの気なしに昔から左方に手をおいて「関東巻き」で着つけていた私は関西生まれです…
 マー、なにはともあれ帯の前の模様が上下にあるのがなぜかよくわかりました。
 
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早めに…七五三の着物のお手入れ依頼


◎ 七五三用のお着物のお手入れ、早めにご依頼を。
 我が家も3歳の孫娘の七五三用に(姉と同じは…?で)お母ちゃんの使用して着物を点検しました。
子様用の着物は、保管の期間が長い場合が多く、シミの状態も良くない場合が多いので、直前になってタンスから出してみると、シミが一杯で呆然とよく聞いていましたが…やはり…届いた四っ身の着物はクリーニング店名の入ったビニール袋に入って届きましたが、やはり案じた通リ(着物の関心が無い方で)孫にきせてみると、着物はともかく長じゅばんの生地が弱って…破れてボロボロになりました。
 袋から出して風通してたとうしに入れて置けばこのように腐ることはないのですが…
 このようなことはないとは思いますが、夏も終りを迎えるまでに、秋の七五三を前にお子様用のお着物の点検を早めになさることをお勧めします。


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帯芯について…?。


 新品の帯を購入すると大抵はお仕立が必要です、なぜ…???。
いつも思うのですが販売している帯の寸法は大体きまっていますよねー、まー名古屋帯などでは仕立てる時にお太鼓や手幅(前幅)を少し広め(5~8mm程度)に仕立てることはありますが、袋帯の場合はほとんどの場合は寸法を測って長さや幅を調節して仕立てません(綴れ織りなど別注で長くすることはできます)
 たまによほどふくよかな方が帯が回りきらずに少し間に生地を足すこともありますが、(一旦切って間に生地を継ぎ足す)初めからお仕立てあがっていても出来ることです。それなのに長着や長襦袢と同じよににわざわざお仕立てするのはどうしてでしょう。これきものの不思議です。
さて、帯芯について…?。
 ところで、帯芯ってどんなのを使ってますか?え?そんなの知らないって?まあそうですよね、普通は呉服店に任せてご自身ではあまり意識をするようなところではないでしょうし、直接目に触れるようなものでもないと思いますが、一応きものを愛好家としての豆知識として知っ損はないと思います。
 昔の帯は、おどろくほど分厚い帯芯が入っいましたが最近はかなり薄く、しなやかな芯を入れるようになっております。と言っても柔らかけりゃいいというものではありません。
 概して厚めの張りのある生地の帯ですと帯芯はなるべく薄いもの、帯の生地が薄くなるに従って厚めにする。例えば金糸や銀糸を使ったフォーマル用の織の袋帯は比較的生地は厚めで腰がありますので柔らかい薄いもので十分でしょうし帯芯が入っていなくて結ぶことができます。一方、紬の生地を使ったようなカジュアル用袋帯ですと金糸銀糸を使ったものよりもやや柔らかいので少し厚手のものが良いでしょうね。
 織の袋帯も名古屋帯も極端な話、帯芯がなくてもそれほど支障なく結ぶことが出来るので帯芯選びを間違ったとしてもそれほど大きな支障はありませんが、染帯の帯芯にはおもいっきりこだわって欲しいと思います。
 塩瀬生地などに代表される染帯はペラペラの生地ですので帯芯がなければ帯として形を成せません、張りをもたせるのもお太鼓を形作るのも帯芯。それだけに帯芯にはこだわって欲しいし重要です。
 帯芯選びで気をつける点、
 1、まず帯芯自体が分厚いこと。先ほど書いたようにペラペラですと帯芯自体にしっかりと張りがないとお太鼓の形を作ることが出来ません。
 2、起毛の芯であること。これ私自身のこだわりですが、染帯は生地がペラペラですので、帯芯が帯の中でずれないように少しでも摩擦係数の高いものを使いたいし、また、少しでも厚みを持たせたいので起毛の芯になります。
帯芯を選ぶ注意点2点紹介。
 1、帯芯を選ぶときには必ず防カビ加工をしているものを選んでください。帯芯は意外とカビやすく、そのカビが表地にまで移って黄色く変色して帯が使えなくなってしまうことが多いようです。タンスの中に入れて保管しておくとカビは生えやすいので防カビ加工はとにかく大切です。
 2、また、今ではあまり聞きませんがちょっと触った感じで張りのある厚めのものを選んだつもりでも、糊でカチカチに固めている物もあるらしいので注意が必要です、通常呉服店では織帯用、染帯用、その他で何種類かの帯は取り扱っていると思いますので呉服店などの専門家に相談をするといいでしょう。









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